うたばとん・その後

「うたバトン」S嬢さんに、ラブレターだと言われました。
ラ、ラブレター…確かに…。と思った瞬間、こっ恥ずかしくなってしまった。む〜。このバトンは最初の質問が「恋愛中の歌は?」だから、頭が恋愛モードになってしまうような気がする。何だか夫と過ごした日々の中で流れていた歌が、ば〜っと頭の中に思い浮かんできてしまったんですね。


もう何を聴いても「あ、これはあの時の」と思ってしまう。そのときの情景と歌が重なってしまうというか。


「同じドアをくぐれたら」に関連して、S嬢さんは「車輪の唄」を挙げてくださいましたが、私は見送ってくれる人がいないような気がするので「銀河鉄道」だろうか…と思っていました。どちらにしても私は「電車に乗りながら涙」の経験がたくさんあるような気がする。そうだそうだ遠距離してた頃、一ヶ月か二ヶ月に一回会えるかどうかという状況だったので、別れるときはえらく切なかったんだった。あの頃もよく泣きました。


山崎ハコ、見つけました。
「こんこん、こんこん、釘をさす」さすがの私も藁人形に釘は打っていません。いろいろなことがありましたが、釘は打っていません。


ところで、結婚披露宴のときに仲人をしてくださった方が、私と夫のことを「音楽が縁で知り合った二人」という風に表現されました。それはそれで間違いではないのですが、付き合うようになったきっかけは食べ物です。
もともと仲は良かったんですが、ある日夫が体調を崩したというので、お見舞いに行ったのです。(よくあるパターン?)その時、玄関先で失礼しようとした私に、夫が言った。
「先輩、苺、好きですか?」
「うん、好きだよ」
「苺、あるんですけれど食べませんか?」
「……食べる」
というわけで、付き合いが始まったきっかけは苺です。
苺に釣られた女…。