追記

前記事の「hashigotanが幸せ」という表現。これは降ってわいたような幸せではなくて(幸せという言葉もちょっと違うのかもしれないが)、hashigotanが自分の手で掴み取ったものなのだと思う。虐待のことを語るというのは、想像以上に辛いことだと思う。語ることによって、その出来事を追体験する。
私は診察中に体験を語ることによって、しょっちゅう解離を起こして投薬を受けるはめになる。それだけ語るということは辛いことなのだと思う。そして、大抵の場合「なぜ、そんなことを話すのか」「忘れてしまいなさい」というようなことを言われる。セカンドレイプと言われるものだ。
彼自身が行動し続けた結果、きっかけを掴めたのではないかと思う。