閉鎖病棟についてのメモ

ゲームソフト「閉鎖病棟」販売中止を 精神科病院団体が抗議−MSN産経ニュース
上記リンクより引用

閉鎖病棟 精神保健福祉法に基づく「措置入院」など、隔離が必要と判断された精神疾患の患者を入院させる施設。原則として患者の自由な出入りは禁止される。厚生労働省によると、全国に6624棟あり、32万4335人(いずれも平成17年6月末)が入院している。

え〜32万人て確か精神科に入院している人(閉鎖病棟に限らず)の数じゃないのと思ったので調べてみました。


きっと、これ見て書いたんですね。

精神保健福祉の改革ビジョン研究ページ精神保健福祉資料

過去5年間の精神科病院数・精神病床数・精神病棟数(PDF)より
平成17年6月末の精神病棟数の合計が6624で、そのうち夜間外開放(日中は開放ということかな?)が2285、終日閉鎖が3679、それ以外(つまり開放ということか)が660となっている。

また過去5年間の精神科病院在院患者数(入院形態×処遇)(PDF)より
同じく平成17年6月末の精神科病院在院患者数の合計が32万4335人、そのうち夜間外開放処遇の人が11万1700人、終日閉鎖処遇の人が18万1405人、それ以外の人が3万1230人となっている。


あと何で「措置入院など」なんだろう。措置入院の人って2276人しかいないのに。それと隔離じゃなくて保護なんじゃないかなあ。
興味のある人は、医療保護入院措置入院で検索してみてください。

あと厚生労働省のサイトで見つけた「今後の精神保健福祉のあり方等に関する検討会」の資料として出された精神保健福祉の現状(これもPDFだ…)が、けっこう分かりやすいかもと思った。何だか眼がちらちらしてきたので寝ます。