PMS関連の記事を読んで

PMS関連の記事が話題になっているようで、私は全て読んだわけではないし、読む気にもならなかったのだけれど。


私自身は以前「毎月やってくるもの」という記事に書いた通りで、今日まさに「あ、何だか泣けてくる」と思って電子基礎体温計を見たら、月経周期14日目で排卵したかなあと思っていたところ。


何言ってんのこの人、と思う人もいるかもしれないけれど、これが私にとっては日常になっている。これからがきつい時期で、まあ症状は様々なのだけれど、月経のことを忘れていられるのは月経後から排卵するまでかな。私の場合は気分変調症も合併しているので、厳密にはPMSとは言えず、どちらかというとPMDDの範疇に入ってくると思うのですが。


発端となった記事は、表現がまずいところがあるなあとは思いながらも、共感する部分が非常に多かったです。記事への反応は予想した通り。


PMS関連について私が参考にしていたのは以下のサイト。


PMS情報・コミュニケーションサイト◇お月さまのごきげん◇


ちょっと専門的にという場合は、製薬会社のサイトなんだけれどこの辺が参考になるかなあと思う。


「お月さまのごきげん」の掲示板は、今は休止されてしまっているけれど本当に深刻な話題が多かったと思う。夫婦関係の悪化、子どもに当たってしまう、というものが代表的な悩みかな。別のサイトの掲示板でも同様で、他には自傷行為、食行動異常、性的逸脱というものもあったと思う。


私も実際、離婚に至ったという話も聞いたことがある。主治医は「夫婦関係を悪くする病気なんだよ」と言っていた。


症状の深刻さに加えて周囲の無理解というのは、本人の孤独感に拍車をかけていて、それにさらに医療従事者の無理解が加わると、もう八方塞りになってしまうんじゃないかと思う。我慢すれば自分のストレスが増大して、さらに症状が悪化する。周囲に説明しても、それを「言い訳にするな」と言われたりすると話したこと自体を後悔し、罪悪感を感じることになるのではないかと思う。


じゃあ周囲はどうすればいいの、ということになるのだけれど、まず「病気」として認知することかな。病気かどうか、ということに関しては意見が分かれるところだと思うけれど。イライラするのも「症状」だと割り切ること。あとは適度に距離を置くこと、相手の言うことに振り回されないこと。相手が感情的になっているところに、こちらがさらに感情的になると状況は悪くなるばかりだと思う。


「何でこちらがそんなに努力しなくちゃいけないのよ」と思う人もいるかもしれない。でも相手はもう「充分、努力している」ので、さらに努力を強いることは負荷をかけることになり、お互いにとって良い結果を生まないと思う。その人との関係を続けなければいけない、あるいは続けたいのならば、そうやって相手を理解することによって、自分の気持ちも楽になるんじゃないかと私は思うのだけれど、どうなのだろう。