もっともっと

 こんなことを言ったら「きれいごと」のように思われるかもしれないけれど、私は病気持ちで、精神科系以外のお薬も飲んでいるし、他にも持病っていうほどでもないけれど持っているし(一年ごとに検査を受けてくださいと言われたけれどほったらかし)離婚はしたし、ウツウツは定期的にやってくるしで、大変なように思われるかもしれないけれど、本当に人には恵まれたし医者にも恵まれて幸せだよなあと、おめでたいことを思っているんです。

 あ、母親の気楽さが私にも感染したんだろうか?

 「できないこと」は数多くあるんだけれど、「いつか、これができるようになるかしら〜」と思う楽しみもあったりする。いや、もちろん「もう、たくさんだあ!」と思うこともあるんだけれど。

 でも、それは私が「たまたま」恵まれた環境だったからかなあとか思って、本当は世のため人のために頑張らなくてはいけないのかなと思ったりするんですが。それはそれで何だか、おこがましい気が…。

 ん〜、でも私はいろいろな人に助けられたので、何か自分にできることがあれば、それは違う誰かに「お返し」はしていきたいと思うんだよね。その人が望むならば、なんだけれど。でも、そういうのじゃダメなんだろうか。もっともっと高みを目指さなくちゃいけないんだろうか。もっと苦労しなくちゃいけないんだろうか。