投票、行きませんでした

投票、行きませんでした。と早々と言ってしまうのには訳があって、転居したので今の所在地では投票ができないのです。正確には、ちょっと手続きをしないとできない。


参考:広島県/選挙Q&A−引越ししたときはどこで投票するの?


ああ、手続きしなくちゃと思いながら日々は過ぎていき、時間切れとなってしまいました。かつて、投票時間が19時までだった頃、投票日が出勤日だったため、仕事前に自転車をこいで投票してから職場に向かった、あの気力は今どこへ?


私が今まで投票しなかったのは、記憶に残っている限りでは三回あって、そのうちの二回が、転居によるものでした。一回目のときは、転入届を出してから三ヶ月経たないと、選挙人名簿に登録されないことを知らなくて、時間切れだったんだけれど。


あとは、抑うつ状態がひどくて起き上がれなかったとき。直前まで「行く。」と言っていたのだけれど、当日になってどうしても体が言うことをきかず行けなかったというのが一回。


そんなことを思い出しながら、昨日は検索で見つけたものをぶっくまーくしていたのですが。


そういえば入院中に投票したことあったなあと。心療内科に入院していたときなのだけれど、(心療内科は「内科」なので、一般病棟だった)院内の会議室のようなところで投票をしました。事前に病棟師長さんが、「投票しますか?」と意思確認に来て、何だか書類を書いて出した覚えがある。あれは楽だったなあと思う。


今はまだ外出すること自体が、しんどいことが多いのだけれど、私のような事情で(体がしんどくて)投票に行かない人ってどれだけいるのかなあと思ったのでした。でも、世間の人はどう思っているんでしょうねえ。やっぱり精神障害者は、判断力がないから投票に来てもらっては困るとか思われてるのかなあ。なんてことをこことかここを読みながら思ったのでした。


判断力、落ちるよ。でもないわけじゃないと思うんだな。いわゆる「健常者」の人たちの中でも「知り合いから頼まれて」とか「イメージで何となく」という人もいると思うんだけれど。でも、判断力とか意思とかを、どこで線引きするのかなんてことを考えると、難しいなあと思ったりもしたのでした。