妹とおでかけ

妹とちひろ美術館に行く。建て替えられてからは初めて。妹は「昔の建物の方がよかったね」と言っていた。確かに以前の建物の方が迷路のようで好きだったけれど。子連れ率が高いわりには静か。

ぷくぷくした赤ちゃんや、子どもたち、鮮やかな色彩で描かれた花々の絵を見て、何だか泣きそうになる。可愛くってきれいなものは嘘だ、という人もいるかもしれないけれど、やはり可愛いものは可愛いし、きれいなものはきれいだと思う。それにしても昔は絵を見て泣いたりなんかしなかったなあと思う。

長新太展もしていた。名前と絵は何となく知っているという程度だったのだけれど、懐かしい絵本を発見。ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)。びゅーびゅーとくれよんで空間が塗りつぶされていくのが、わけもなく好きだった。それが、妹に聞くと「知らない」と言う。何でだ?まあ、いいや。

よい気分のまま、妹とデパートの喫茶店でお茶。しかしその後、久しぶりに軽い自律神経発作を起こす。動悸、呼吸苦、吐き気等々で、トイレに直行。エレベーターに乗ったのがまずかったか。安定剤を飲んで、しばらくトイレにこもる。目をつむって、ひたすら発作がおさまるのを待つ。何年か前は、しょっちゅう発作を起こしてたなあと、妙に懐かしいような変な気分。

電車に乗るのは無理そうだったので、タクシーで帰宅。帰ってからは、ひたすら寝る。