保健センター

私が初めて市の保健センターのお世話になったのは、通院医療費公費負担の申請をしたときだった。その時に、市の精神保健福祉サービスについて書かれたパンフレットを頂いた。そのパンフレットに「何かあったときの相談窓口」として、電話番号が掲載されていた。パンフレットをもらわなかったら、今回保健センターに相談に行くことを思いつかなかったかもしれない。
何かあったときの為のパイプラインが、あるのとないのとではずいぶん違うような気がする。追い詰められたときには、どこに相談しようとかいうことさえ思いつかないことがある。たかがパンフレット一つではない。
おおげさな言い方かもしれないけれど、一本の電話が人の命を救うことだってあるのだと思う。