文部科学省が余計なことを言うからよ

むぎむぎ:公立学校にウェブサイトは運営できない

麦さんは元学校関係者なんでしょうか?
公立学校というのは、とにかく「上からのお達し」というものに振りまわされる。
生活科というものが出来た時、現場では「どう教えればいいのよ」みたいな反発みたいなものがあったと思う。
総合学習にしてもそうだった。
公立学校がウェブサイトを作り始めたのも「上からのお達し」というものがあったと思う。私は教育委員会から、そういう「お達し」のようなものがあったのだろうと思う。それじゃなきゃ誰が好き好んで、忙しいのにこんな面倒なことをするだろうか。


昔、私が勤めていた学校は「コンピューター教育推進校」に指定されていた。担任の先生たちは、授業にコンピューターを取り入れるのに四苦八苦していたように思う。そして、その過程の中で「学校のサイト」を作るという作業も出てきた。



文部科学省のサイトを見てみたら、こんなページがあった。
文部科学省:情報化への対応
文部科学省が、このような通達をする→県の教育委員会は「成果を上げよう」とする→各自治体の教育委員会も「成果を上げよう」とする。
こういう過程で、公立学校のウェブサイトというものは出来ていったのではないかと思う。


学校というのは、元々は何をするところなんだろうか。
「勉強をするところ」ではないのだろうか。
とにかく今の学校に求められていることは多すぎる。
「学校行事」とやらも多すぎる。
一度、「勉強をする」ということ以外のものを、全部とっぱらってしまえばいいんだと思う。
そうすれば、おのずと本当に必要なものが見えてくるんではないか。


な〜んて言っても、文部科学省の方針を変えるなんてことは、所詮無理なんですけれどね。
まあ本当に学校のウェブサイトを作るのであれば、もうこれは昨日の記事に書いたようにするか、外部に委託するしかないのではないか、と思ってしまう。