異常であること

記憶が定かではないのだけれど、多分看護婦免許か教員免許を取得するときだったと思う。
精神異常がないか、また耳が聴こえない等の異常がないか、ということを証明する診断書を提出する必要があった。その時、医師に「異常がないことを証明するのは、非常に難しい」ということを言われた。
私は自分が正常なのか、しばしば分からなくなる。
しかし正常なのか異常なのか、などということは、それほど重要なことではないのかもしれないと、思うときがある。